湯の里温泉共同浴場


観光地化された温泉とのイメージをずっと持っていた雲仙温泉、小地獄温泉館でそのイメージは覆り、湯の里温泉公衆浴場で完全に変わりました。
湯の里温泉は協同組合方式(?)で運営されているみたいです。入口を入ると番台がありおじさんが座っています。脱衣所の床はきれいに張り替えられています。聞くところによると、浴室の天井といっしょに最近張替え工事が行われたそうです。





かなり広い脱衣所には洗面台はなくロッカーが16個(だったと思います。)、脱衣棚も同数設置されています。長いすが2脚、一人掛けの椅子が1脚あり、トイレも備わっています。浴室への入口上部の壁には出資者の氏名がずらりと書き並べてあります。
浴室は楕円形の特徴ある形状をしていて、立つとへその下付近まで湯があります。かなり深い浴槽です。湯は常時注がれ蛇口からは水も注がれています。私にはかなり熱いお湯でした。先客の初老の方二人は、入ったり出たりの繰り返しでじっと浴槽につかっていることは不可能です。
浴室の洗い場には鏡付きが2箇所蛇口のみが1箇所あります。蛇口はバネ式でひねりつづけないと湯(とても熱い)も水も出ません。とても古いタイプの蛇口です。床はタイル貼り、女性風呂とはスリガラスで仕切られています。女性は注意が必要です。
石鹸、シャンプー、ドライヤーなど何もありません。100円ですので当然です。飲泉については試しませんでしたが、ちょっと無理みたいです。何せ100度近いので・・・。

雲仙温泉にあって、建物の雰囲気、湯、値段、どれをとっても魅力ある温泉の筆頭です。


湯の里温泉共同浴場
雲仙市小浜町雲仙
酸性・含鉄(Ⅰ,Ⅱ)-アルミニウム-硫酸塩泉
52℃
内湯
200円(子供100円)
9:00~23:00
2003/5


■再訪(2013/8/31)
10年ほど経過した時間を感じてしまうほど、浴舎は改築されていました。外壁にあった「湯の里温泉」の文字は消え「だんきゅう風呂」に変身、入口付近はしゃれたモダン和風を漂わせていました。料金は100円から200円に。
でも、浴場の浴槽はそのまま。浴場には4人の客、賑わいも変っていません。