佐世保方面から延びる国道205号が国道34号と交差する東彼杵町、大村湾を眺めながら国道34号を南進します。八反田郷交差点から県道190号にハンドルを切り8百メートルほど走ったあたりから右折、道なりにカーブする道を1キロメートルほど上っていくと右手に見えてきます。
センター系でも共同浴場系でもない、個人営業の日帰り湯治施設です。情報では事前予約が必要らしく、電話をして向かいました。敷地に入ると右手に簡易な造りの小屋のような建物があり、女湯、男湯の暖簾が揺れています。奥には、温泉マークと温泉名が壁に書かれた2階建ての建物があります。
案内された浴場は養生泉と名前が書かれています。簡易な造りの小屋の一角にあります。きわめて狭い脱衣所には籠と棚、洗面台などはありません。アルミ製の扉を開けると一間四方の浴場で、暗く、換気がないためか蒸し風呂状態です。
コンクリート製の浴槽に注がれる湯は少量・適温、無色に見えます。湯口の湯は飲泉可、鉱物味を感じます。浴場内には、混合栓のシャワーが設置されています。水の位置に調整してみますが湯がちょろちょろ。汗が引かなかったので水を浴びたかったのですが、水は供給されていないのかもしれません。
石鹸類はないので持参しましょう。浴場のガラス戸から休憩コーナーが見えますが、休憩コーナーからは浴室内は見えません。しかしガラス戸には鍵はかかっていないため、外から簡単に開けることができます。
壁に張られた記事によると、こちらの施設には浴場が8箇所あるようです。10人ほどが訪れていて、皆さん常連客といった印象を受けました。
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千綿花房温泉
東彼杵郡東彼杵町瀬戸郷401-2
0957-47-1887／090-3738-4569
泉質不明（温泉分析表見当たらず）
泉温不明（温泉分析表見当たらず）
シャンプー類なし ドライヤーなし
1000円/40分程度
貸切湯のみ
12：00～16：00
休：月曜日、第1・3金曜日
2011/8