小浜温泉 恵比須屋旅館

小浜温泉へ導く国道57号から別れ国道251号を少し進むと左手に温泉宿が並ぶ。恵比須屋旅館はその中のひとつだ。
靴を脱ぎ奥へ進み右へ折れ、さらに右へ折れ階段を数段下り進む。突き当りが浴場となる。




脱衣所は3畳間ほど、2か所に木製棚と洗面台が並ぶ。懐かしいホワイト系の縦細タイルが壁の一部を飾る。
浴室は7畳半程度の広さ。右手壁に洗い場が3か所、左に不正形の浴槽が配置されている。壁の腰上には薄い紫色のタイル、腰下には薄い茶色系のタイルが貼られている。湯は透明だが、薄っすら白く濁っている。太い湯口からは激熱の湯が注がれている。コックで調節することができる。隣には加水用の蛇口も備わる。




口に含むと塩味を感じる。これといった臭いはない。塩化物泉と思われるが、肌にべた付きはなくサラリとした浴感が残る。
湯口周辺には温泉成分と思われる白い結晶がこびりついている。




浴室の隅に水色のタイルを貼った椅子のような形をした場所がある。壁にはパイプを埋めた跡があるが、どのように使われていたのか想像できない。風呂セットを置くのには便利だ。


小浜温泉 恵比須屋旅館
雲仙市小浜町北本町930
0957(74)2201 HP
食塩泉
105℃
シャンプー類あり ドライヤーあり
内湯
600円
10:00~16:00
2016/2/11