雲仙温泉 有明ホテル

  
小浜温泉から雲仙に向かう国道57号を進み、雲仙温泉エリアに入ったあたりにあるホテルです。
長い歴史を刻んだホテルとのこと。車を乗り入れると駐車の先導、立ち寄り湯ながら浴場までの案内など、きめこまやかな対応に恐縮してしまいます。


浴場はフロントから奥へ続く廊下を進むことになります。庭の緑、調度品などに目を奪われながら。暖簾をくぐると脱衣所です。


ランドした壁に沿い棚とロッカーが並びます。扉を開けると浴場です。正面には湾曲した窓に沿うように湾曲した浴槽が配置されています。西洋風のデザインです。左手の壁には西洋人、船、ちょんまげの日本人が描かれ、長崎という名前を思い起こさせます。


薄潮濁りの湯は口に含むと強烈な酸味が舌を刺激します。ほんのり硫黄の臭いがします。


露天風呂が用意されています。岩が組まれた露天風呂は浴舎と川の間の余地に作られ洗い場などは設けられていません。湯につかりながら木々の色などを楽しむ、そんな過ごし方に向いているようです。


案内していただいた方によれば、自家源泉とのこと。なお、館内に掲示されている記事には源泉名「清七地獄」と紹介されています。


雲仙温泉 有明ホテル
雲仙市小浜町雲仙380
0957(73)3206 HP
酸性硫黄泉
92℃
シャンプー類あり、ドライヤーあり
700円
13:00~18:00
2011/5/3