陽の岬温泉

場所によっては両側1車線の国道499を南下していくと、やがて道は角力灘と並行して走ります。やや荒れた波の沖には端島が浮かんで見えます。
車が野母崎運動公園に達した場所から道を折れ、案内に従い進むと目的地です。




陽の岬温泉の表示がある入口を入ると、靴箱がずらりと並びます。靴は脱ぐことになります。フロント空間に自販機があり、こちらでチケット購入します。浴場入口前に受付があり、こちらの方に渡します。



脱衣所は広く、洗面台には壁一面の鏡が据えられています。貴重品入れ、鍵付き脱衣棚が用意されているので、安心です。




浴室は右にかかり湯、その奥に水風呂とサウナ、左側に洗い場、正面に主浴槽、右手に主浴槽とつながっている打たせ湯、左手窓際に同じく主浴槽とつながる寝湯が配置されています。



洗い場の床は茶色の濃淡が波のような絵柄を見せ、浴槽の淵は成分の付着が見られます。浴槽の湯は茶色を帯び底は全く見えません。かろうじて踏み込みが設けられていることがわかる程度です。湯口は2箇所設けられています。注がれるときは無色透明のようです。酸味はほとんど感じません。ややきしむ感触が肌に残ります。




浴室の南側は一面ガラスで、海が見えます。その海には端島が浮かんでいます。見事なロケーションです。
浴室内にはデッキチェアが置かれています。海を眺めながら、思い思いの時間を過ごすことができます。
洗い場の湯は白湯のようです。


陽の岬温泉
長崎市野母町692-1
095(893)1133 HP
マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉
30.2℃
シャンプー類あり ドライヤーあり
内湯 サウナ 水風呂
410円
10:00~21:00
2014/8/9